紀伊上臈杜鵑草

読めますか?「紀伊上臈杜鵑草」。
「キイジョウロウホトトギス」と読みます。
上臈とは、優雅な貴婦人という意味なのですが
釣り鐘型の黄色い花を下向けに咲かせる様、花の内側にある紫褐色の斑点など
その艶やかな姿に会えば… 別名「山里の貴婦人」も頷けます。
名前の由来にもなっていますが、紀伊半島固有種で
切り花では古くから茶花として親しまれています。
管理方法としては葉が痛み易いので直射日光は避けて下さい。
又、水は好みますが腰水栽培は避けた方が良いです。
自生地では絶滅危惧種に指定されている貴重な山野草です。
Tricyrtis macranthopsis
キイジョウロウホトトギス
ユリ科 ホトトギス属            s。